どうも。
小川です。
見てください。
このガンタンクカーを。
JUKE Personalization Adventure Concept
もうガンタンクにしか見えない。
ただのガンタンク。
トランスフォームしそうです笑
これは、
日産車の展示会において、PRされた車で、
タイヤを、クローラー(無限起動)に変えたもので、雪道とか悪路に対して、優れた走破性をもつ車になってます。
実際、第二次世界大戦時とか、戦争時は、
どんな悪路な戦場でも、走破性の高い戦車(無限起動が可能)が活躍してました。
このキャタピラ形式って、スピードはタイヤに劣るんですけど、安定した走行能力があるんですよね。
悪路や雪道、寒い地方での悪路走行に適したものとして、そこに対するマーケティングが必要になるとは思います。
自衛隊などの軍用車やドローンスタイルの車としての活用もひとつかなと思ったりもしました。
被災地など、平坦ではない道をいく可能性が高い場合は、ガンガン進んで行けますし、
いざというときの戦争の時もいけるんじゃないかなと。
まぁ、それにこの車が採用されるかはおいておいて、個人的な評価点として、
この車のデザインがうまいな、と思いました。
車って、移動手段としての実用的な機能を持ちながらも、男性的な観点になると、
コレクションやひとつの作品としての、趣味人的な価値もあったりします。
世の車好きは、移動手段という効率性を度外視して、自分の好きな車を買ったりもしてますよね。
そのなかで、車の全体のデザインをどうアレンジして、世界観を出せるかってのは、
デザイナーとして、すごく大切なことだなと思います。
白黒基調に、ワンポイントで緑という鉄板の色合いでありつつ、
トータルで未来感を演出するデザイニング。
人型に変形しそうな感じが、めちゃめちゃします。
むしろ、人型になってほしい笑笑
だだし、道路の舗装状態が完璧に近く、予算をちゃっかりと道路整備に割り当ててる日本にとっては、
悪路の方が少ないという
市場的な必要性が低いと思います。
インフラの整った先進国よりも、
道路整備の行き届いていない未開拓な国の方が、需要が大きいんじゃないかと、
市場性を見て思ったところです。
車好きに対してのアプローチとして、デザインなどの面から見ると評価できるポイントだと思うんですが、
今の日本で、ニーズがあるかといえば、難しいところですよね。
まぁ、今回は、東京オートサロンというチューンドカー(改造車)の展示会なんで、
実用性にロマンを加えていくという点から見ると、面白いなと思えた車でした。
ただ、切に変形してほしい。
三段階で変形してくれたら、
トランスフォーマー映画採用も待ったなし。
それでは、また!
小川