こんなにかっこいいおっさんがいたとは…(; ・`д・´)
こんにちは。
小川です。
最近、勝 新太郎さんの『座頭市』を観ました。
原作はなんと1948年の雑誌「小説と読物」に連載していたものが原作。
派生作品として、ビートたけしが主演をしたりと世界的にも人気があるそう。
その人気の秘密を垣間見ようと見てみたんですが、これは人気出るわと、納得しました。
こんなクールなおっさん実際いたら、驚天動地でひっくり返るほどですよ(´・ω・`)
まず痺れたのが、主人公の座頭市のキャラクターと殺陣の見事さ。
主人公は目は見えなくて、按摩(マッサージ)を仕事にしており、
お茶目な顔も覗かせる人当たりの良い親しみやすい性格。
しかし、その本質は、筋者、ヤクザなどの
闇の業界における大剣客と恐れられる凄腕の剣士。
その剣捌きのシーンがこれまた凄くて、
現場では死人が出るほど本気だったそう(; ゚Д゚)
ここで、上手くゲインロス効果を使っているなと感じました。
ゲインロスってのは、ギャップ理論での初めに印象を悪くして、それから良い面を魅せると
それが印象としてプラスに働くという印象操作の一種。
この場合、普段はマッサージ師で盲目なお茶目なおっさんという頼りないという初頭の印象が存在してて
そこから、50名もの剣豪を一瞬にして切り伏せる剣客としての圧倒的な強さを見せることで、
盲目なマッサージ師という頼りなさからのギャップ対比でその強さが引き立ち、魅力になる。
マーケティングやビジネスでも商品やコンテンツをPRする際、あえて商品の悪い所を先に見せて
そこからプラスになるコンテンツを羅列して販売する手法をしている会社も結構あります。
ちなみに、座頭市は、るろうに剣心のような爽やかなイケメンではないからこその
燻し銀な魅力、が詰まってます。
お話は、王道ですので、お暇でしたらチェックしてみて下さい。
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