【人気記事】のび太郎、億万長者になるの巻

今回の物語は、国民的漫画を参考にしていますが、完全な小川のオリジナル作品です(笑)。

飲み会の席で、アイデアを頂き、書いてほしいという要望があったので、書いてみました。

人脈無し、ビジネス経験なし、貯金なしの、のび太郎君が年商1億、手残り1000~2000万の純利益のオーナーになるための方法をひろえもん(私オガワヒロトの経験)から教わるというSS(ショートストーリー)です。

私自身も活動する中で数多くの失敗をしてきました。

この物語を読む人たちが少しでも失敗しないようにと言う親心も込めつつ書いたSSとなります。

そこそこ分量ありますが、興味ある方はかなり参考になると思うので、ぜひ読んでみて下さい!!

※読み終わるまでに20~30分ほどはかかるかも!余裕のある人向けのコンテンツです

◆登場人物紹介

のび太郎くん

働かずの不労所得が欲しい、モテたい、人生ずっと遊んでいたい人間の欲望に素直すぎる男の子。

ひろえもん(中の人は小川寛登)

年商1億~10億規模の法人を20社作ったスモールビジネスにおける事業作りの専門家。実績領域は、美容、EC通販、買い取り、運送、介護、コンサルなど。

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のび太郎くん(以下、の):『助けてえええ、ひろえもん』

ひろえもん:(以下、ひ):どうしたんだい、のび太郎くん。

の:なるべく、働かずにお金を稼ぎたいよおおおおお!それで、モテモテでみんなから尊敬されて、遊びまくれる人生にしたいよおおおお!!

ひ:また、のび太郎くんらしい、欲望全開の回答だね

の:そんなこと言わないでよ、ひろえもん!現代の資本主義を生きる人なら、みんな思うことじゃないか!!『働いたら負け!!』ってね。

ひ:いや、まあ確かに、のび太郎くんの言っていることは理解できるよ。

その願いで実際に成功している人も多いのは事実さ。自分の生活や実現したいライフスタイルのために努力するエネルギーの源はそういう根源的な欲求からくるものさ

の:何難しいこと言ってるのさ!ひろえもん!早く僕を億万長者にしてよお!!

ひ:一度、顔をマグマで洗い流してきなよ、のび太郎くん。

 の:顔面がドロドロになっちゃうじゃないか、ひどいよおおお、ひろえもん!!

ひ:ただね、のび太郎くん。誰しもが簡単に億万長者になれるわけないって、世間じゃ言われてるんだけどもね、

正しい戦略と方向性を間違えなければ、年1億の売上とか、年の利益1000万を残すってのはそこまで難しいことじゃないんだよね

の:ええっ!!ほんとに!?どうやるの、教えておしれて!!

ひ:もう、仕方ないな。僕の今までの経験をもとに、いかにしてのび太郎くんが億万長者になれるかを説明してあげようじゃないか。

の:うん!!ぜひ教えて!!

 『のび太郎くん、億万長者になるの巻』

の:ひろえもん、さっそくどうすれば、億万長者になれるんだい??

ひ:そうだね、のび太郎くん。そもそものび太郎くんにとって億万長者とはどういう人だと思う??

の:んんんんと、、親が石油王で、使っても使ってもお金が入ってきて、いつでも旅行ができて、夜はクラブでフィーバー、水着で夜通し踊りあかしていたり、

あとは、だええという語尾を付けて、奴隷をこき使ってるような人たちかなあ、、

ひ:いや、だいぶ歪みきった億万長者像を持っているんだね、のび太郎くん、、。(^^;

 の:だって、僕のお母さんは専業主婦で、お父さんはサラリーマンだよ!お金持ちや億万長者なんて、周りにいないんだもん!!!わからないよ!!

 ひ:そうだね、確かに君の言うとおりだ。今の時代で、お金という力を持たざるグループに生まれてしまった人々は、資本主義の中で上位層に触れることなく一生を終える人も多い。

事実、自分の周りの人の収入が自分の収入ともいえるからね。

 の:うん、友人のジャイアヌやスネイ夫も、いやスネイ夫は家が金持ちだったけど、どうやってお金持ちになれるかはみんな教えてくれないもん。

 ひ:それもそうだ。儲かる方法を人に教えることはライバルを増やすことだからね。基本、資本主義においては、一般的にそういう方法は出回らない。

 の:だから、それを、どうやって、というところを、僕は知りたいんだな!ひろえもん!!

 ひ:まあ、おちつきなよ、のび太郎くん。何も言えないこんな世の中でも、

僕は君の味方だからね。君の未来を良くするために僕はここにいるんだ。

まずは、億万長者への道に行くための方法についてをお話しよう。それには、3つの方法があるんだ。 

1つ目は自分でビジネスをする、ということだ

2つ目は、誰かのビジネスを買う、ということ

3つめは、資産を回していくということ。

の:待ってましたッ!!それで、それで!!!

ひ:ひとつずつ解説していこう。一つ目の自分のビジネスをする、ということに関してだけど、

これは、雇われることの収入ではなく、頑張った分だけ収入が作れる自分の事業を持とうということだね。

自分にスキル・経験がなければ、ほかでサービスとして販売されているものを代わりに販売して利益を作るのも、

立派なビジネスだよ。

の:ええ~、めんどくさそう、、 

ひ:だまらっしゃい。前提として、ゼロから億万長者になるという時点で、

競争なんだよ。勝ち負けのある世界だ。

そのなかで、めんどくさいと言っていては、ほかの競争相手に負けるだけだよ。

の:寝ているだけで空からお金が降ってくるとかないのかな?? 

ひ:寝言は寝てから、言うんだね。君の場合は、マインドから叩き直していかないといけないんだけど、まあ、今回は説明だから続けるね。

自分に経験や販売するものがなければ、ほかの人のサービスを売る&もしくは営業マンとして契約を取るなどで、

月額5〜10万ぐらいで見込み顧客を集客するお手伝いを4社契約して、毎月20-40万ほど稼いでいるって人もいる。

の:でもそれって営業力やコミュニケーション力がいるんじゃ、、

ひ:その通りさ。でも、コミュニケーションスキルなんて、学べばどんどん上達するし、そこはやる気次第さ。

あとは、自分のサービスを形あるサービスか、形のないサービスかを決め、それを店舗か、WEBかで販売するなど、 

提供するサービスと販売方法を決めて、そこに値段を決めていくんだ。 

の:うわああ、大変そう、、、

ひ:慣れれば、難しくはないさ。ただ自分でサービスを作り、販売していくときに難しいのは、

そのサービスが市場に受けるかどうかという点さ。

サービスを作るなんてのは、小学生でもできる。商品、販売方法、価格が決まれば、誰でも販売できるからね。

ただ、それが売れるか?

っていうところが、一番むずかしいところなのさ。 

の:何が売れるかなんて、わからないよ、ひろえもんんん!!

 ひ:そうだろうね、それが分かっていれば、みんな苦労しないよ。僕もそこを見極めるのが仕事みたいなもんだしね。

の:見極めるポイントってあるの?? 

ひ:あえて言えるなら、ビジネスは、相対性(ライバルがいる)なんだ。

まず、その商品やサービスを打ち出すにあたって、ライバルが強いか弱いかを徹底的に分析(売り上げ、利益、価格など)し、

そのサービスに対して、勝てるかどうか(お客さんに満足してもらえるか)に時間を全力で使う。

そこで、勝てそうなら、小さく始めていくし、勝てなさそうなら市場の戦いに参入しない。

の:小さく始める!?

ひ:費用を最小限にしながら、実際に売れるか、需要があるかを実践していくんだ。

当然、分析の結果、行けそうであるならば、ある程度の資金を投下しても大丈夫だけど、

大きな会社のように、巨額の資金を使うのが難しいスモールビジネスで戦わざるを得ない僕たちは、

なるべくコストをかけず、利益に直結する行動になるかの分析がとても大切なのだよ。

 の:なぜ、小さく始めることが大切なの??

ひ:実際やってみないとわからないことがあるからね。小さく始めることは結構重要なことなんだよ。

の:つまり、負けないよう、死なない戦いが大切ってこと??

ひ:その通りさ、のび太郎くん。

正直、ビジネスの世界は、競争ではあるけど、運の勝負もけっこう含んでいる。

ビジネスの世界は、分析と統計において、負けない戦いができるか、勝てる勝率を100%に、どれだけ近くできるかの確率論勝負の世界なんだよね。

となると、いかに長く、多く賭け続けられたか

が、勝ち=利益継続に繋がってくるんだよね。

の:そっかぁ、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってところかな!まぁ、僕の射撃の腕はスゴイんだけどね!!

ひ:いや、君の射撃の腕は凄いけど、ことビジネスや、お金作りの腕に関してはヒドイもんだよ。

の:なんでさ!?

ひ:『継続力』が無いからだよ。

の:うっ!?そ、それは、、

ひ:まぁ、君のビジネス戦闘力を今言っても仕方ないから続けるよ、のび太郎くん。

自分のビジネスを持つことは、自分の考えや経験を売る、スキルを磨いてそれを売る、

売りたいサービスを作り上げ、それを売る、

誰かの良いサービスを売るなどで、

事業=ビジネスを持つことができる。

の:いやぁ、何か自分のビジネスって言っても、僕には何も出来ない気がするんだよなぁ、、

ひ:君は、食べて寝ることぐらいしかできないよね

の:ひどいやぁ!!というか、

自分のビジネスを持てるだなんて、選ばれた人しかいないんじゃないかい!

みんなそんなスーパーヒーローみたいな力なんてないよ!!

ひ:そうだね、いきなり蜘蛛に噛まれて覚醒したり、トラックに引かれて異世界転生と同時にスキルを手に入れたりなんて、

全くどうして、おとぎ話のお話だよ。

あり得ないと言ってもいい。

時間を遡ったりなんて、特にね。

おっと、僕がタイムマシンを持ってるかって?

そこは突っ込まないでね。

の:ひろえもん!僕は、僕のようなダメダメ人間でも億万長者になれるかに気になるんだ!

絵空事に興味はないんだよ!

ひ:むしろ開き直りきったその心意気は見事だよ、のび太郎くん。

そうだね、ママからもらう貯金を、

毎月きれいに使い果たすのび太郎くんの今の状態は、

金無し、人脈なし、スキル無し、才能なし、やる気なしの

無し無しのバーゲンセールだ。ナシナシの実という悪魔の実でも食べたのかい?

の:悪魔の実食べなくても、僕は泳げないよッ!イジワル青たぬきッ!!

ひ:誰がたぬきだ、このぉ!!、、、

ッ、、ふぅぅぅ、、

(怒りを抑える深呼吸)

と、、っともかくぅぅ、

君の今の状態ならば、お困り事やニーズを解決できる人を見つけて、それを広げるお手伝いがベストかな。

売らせてください!と、良いサービスを広げている人に連絡して、代わりに販売してあげてもいい。

そして、とにかくお金を作ることを意識するなら、

この世界で求められていることに注力するべきだね。

ここで、自分のやりたいことをし始める人もいるけど、自分のやりたいことが、この世界で本当に求められるかの客観視も大切さ。

の:その客観視も、できる自信がないなぁ、、

ひ:だろうねぇ、だから、そこは、僕がいるから大丈夫さ。

はじめは小さくても、誰かが君にお金を払ったという経験は君にとって大きな財産になるだろう。

そして、もう一つの億万長者への道として、

誰かのビジネスを買うってことがある。

の:誰かのビジネスを、買う!?

なんか、すごい気がするんだけど、そんなのもできるの?

ひ:意外と盲点って感じるのかもだけど、これには2つ種類がある。

1つめは、フランチャイズだ。

これは、儲かっている誰かのビジネスを自分のビジネスとしてそのビジネスの権利やノウハウ、看板を買い、自分で経営していく。

例としては、マクドナルド、モスバーガーなどは有名なフランチャイズモデルで広がったビジネスだね。

2つ目はM&Aだ。これは、企業売買とされていて、売却されている会社を買うことで、経営権利を自分のものとし、経営していくモデルだ。

の:ひええ、わからない言葉がいっぱいだぁぁぁ(-_-;)

というか、誰かのビジネスを買うなんて、お金持ちしか出来ないんじゃないの??

ひ:そう思うのは自然なことだね。確かに、2つともお金が最低限必要だ。

フランチャイズは店舗系のビジネスが多いから、最低でも700〜1000万ぐらいは初期費用で見ておく必要がある。

M&Aはピンキリだから、安ければ1万円で買えることもあるし、1万〜1億以上なんて世界だ。上を見ればもっとお金が必要な会社もある。

の:そ、そんな大金、用意できないよ💦

1000万だって、僕のレベルじゃあ10年かかっても用意できるかわからないようorz

ひ:そんなことは、僕も百も承知さ。ただ、ビジネスの世界は、お金がなくとも、

お金を調達し、

その調達したお金を、さらにお金を生み出してくれるものに投資して、どんどんと増やしていくことが可能な世界でもあるんだよ。

の:なんか、怪しい投資詐欺の営業トークみたいだな。

ひ:君は話しの腰を折る天才だね。

でも、君の感じることは、事実そうだろう。

こんな話、みんなしてくれないからね。怪しむことは大切さ。

本当の信頼というのは、疑いの先にあるものだからね。

さて、お金を調達といったけど、この社会、お金は自分で稼ぐか、調達するか、なんだけど

僕個人としては、調達=借金もどんどんしたほうが良いと君には伝えておくよ。

の:ええっ!!?借金してもいいの??

普通はみんな駄目って言うし、僕のママも駄目って言うよ!!

ひ:そうだね。使う先が無ければ、借りないほうが賢いだろう。

でも、ビジネスや経営って、マネーゲームなんだ。

このゲームは、単純にお金を持っている量が多いほど、勝ちやすいということなんだな。

なので、攻め時というビジネスがあれば、それを広げるのにあたって資金を調達して、一気に取り組んでいくのは、合理的な選択とも言えるよ。

の:でも、お金を借りても返せなかったら、大変なことになるんじゃないかな!?

ひ:確かに。そうだね。ただこれも社会的な保証があって、

ビジネスや事業で借り入れをして、

もうどうしようも返せなくなったという場合は、債務整理などの処理にて、借り入れをなかったことにできるんだ。

の:えっ!?それって借りても返さなくていいってこと!?

ひ:そうだよ。これは、世界の金融の仕組みを知っていると見えてくるんだけど、

お金を貸す側っていうのは、貸しても懐が傷まない仕組みを持っているんだ。

気になった人はこちらからチェックしてみてね。

◆資本主義のマネールール

◆資本主義の闇『Dark History 21』

ただ、お金を借りて返さなくて良い!といっても、家族や友達から借りまくって返さないのは不義理に当たるし、

基本、債務整理という救済措置は、公的な機関(日本政策金融公庫や銀行など)の借金に対して、適応されるもの。

特に起業したての時は政策金融公庫などから、無担保(保証なく)で、お金を1000万以上借りれる可能性もある。

しかも、年利は1%などだから、1000万借りても、上乗せでの年間返済総額は10万ほどだ。

となれば、年間10万の利益の出せないビジネスであれば、借りないほうががいいということになるが、

そんな収益性の低いビジネスはそもそもやらないと思うんだよね。

の:年間10万の上乗せならば、バイトでも返せそう!月1万もいかないよね?

ひ:そうだよ。経営はお金を稼ぐことと、調達することができていれば、絶対に潰れない会社を作る事ができるんだ。

の:それなら、借りまくった方が賢いってこと!?

ひ:実際そうとも言えるが、それは状況による、というべきだろう。

借りても、伸びる可能性のあるビジネスであるかの前提がクリアできていなければ、そもそも借りないほうがいい

そして、一定の売上のある事業をされている方の場合は、債務整理をしてしまうと、取引先や関係者に迷惑がかかるから、資金の調達をどうするかは、

その事業の段階に合わせて考えていかないといけない。

でも、ゼロからの立ち上げ段階だと、

迷惑をかけるという存在がほとんどないと思うので、攻めの姿勢で借りるのはありだと思うよ。

の:そうなると、ひろえもんの誰かのビジネスを買う場合、そのお金を調達して、ビジネスを買っていくということ?

ひ:そういうことさ!

の:じゃあ、どんなビジネスを、買えばいいのかな?

ひ:ここで、ビジネスを買うという手段を改めて言うと2つある。1.フランチャイズに加盟する。2.事業・会社を買うだね。

では、1.フランチャイズに加盟するから、お話をしていこう。

の:フランチャイズって、説明あったかもだけど、結局なんなのよ、ひろえもん。

ひ:もう一度復習がてら説明するね。フランチャイズっていうのは、すでに出来上がっているビジネスモデルを、自分のビジネスとしてその看板を買って参加し、展開していく事業モデルさ。

たとえば、マクドナルドが代表的なんだけど、

ハンバーガーを上手く作れる仕組みと、マクドナルドという看板を買いませんか?という形で、

マクドナルドは、自分のビジネスモデルを、売りに出したんだよ。

の:それは、お金さえあればマクドナルドというお店を持てるという意味なの??

ひ:そうさ!お金を支払えばマクドナルドという店舗やブランド、仕組みを使わせてもらうことができるっていうのが、フランチャイズの仕組みさ。

の:なるほど、でもそれって、加盟させるマクドナルド側にメリットあるのかな?

ひ:それがあるんだな。例えば、マクドナルド側は一店舗、増やすのに1000万必要だとしよう。

その場合、10店舗増やすとしたら1億出す必要があり、100店舗増やす場合は10億必要になる。

お金が本部側にあるのならば、直営(フランチャイズを増やさず、自分たちだけで店舗を増やす)が良い場合もあるのだけど、

ビジネスモデルが優れていて、だけどお金がないというスモールビジネスの事業者にとっては、フランチャイズは合理的な仕組みなんだよな。

そして、加盟側もすでに出来上がっている仕組みを1000万ほどからだが、ビジネスとして買えるっていうのは、

市場調査や新規事業立ち上げの労力と比較して、時間短縮につながるので、そんなメリットがあるということさ。ただその分毎月の売上を仕組みの使用料として払わないといけないので、ここは参加する方がメリットがあるかどうか、判断しないといけないけどね。

の:なるほどぉ、でも、儲かるフランチャイズってどれがあるの?

ひ:いい質問するね、のび太郎くん。

これが加盟側には難しい問題なのさ。

どの事業モデルが良いか、の判断は事業者の現状によっても異なるしね。

ただ、僕のおすすめとしては、初期費用が1年ほどで回収でき、多店舗展開できるような仕組み=属人的でない、事業モデル

といっておこう。

の:初期費用が1年回収ってことは、出したお金が約1年ほどで回収できるってのは、わかるけど、

多店舗展開、属人的でないってどういうこと??

ひ:多店舗、属人的でない、というのは、ビジネスや事業を大きくしていくにあたって、

とても大切なことさ。

例えば、君が美味しいラーメン屋さんをやっていたとしよう。

そのラーメン、君しか作れないのならば、そのラーメンの味は、君が頑張らないと生み出せないということになる。

そうなると、売上はもちろん、そのラーメンを届けることができる人の数にも、限界があるのは分かるね?

つまりは、儲かるという点で上限があるということさ。

の:ということは、僕だけでなく、他の人でもできる仕組みが必要ということかい?

ひ:そう。ビジネスの拡大においては、その事業の再現性(どんな人でも一定以上の価値をお客さんに届けられる仕組みがあるか)がとても大切なんだよ。

これがある事業は、自分一人でなく、チームを作ってそれを、拡大することができるし、

トップである経営者やオーナーは、市場を分析したり、売上を作ることに集中できる。

そうすると会社や事業は、どんどんと大きくなるのさ。

結果、その事業が利益を出し、雇用を生み出し、社会経済を回すことができるようになる。

の:なるほどぉ。それで、ひろえもん。実際例えばお金を調達して、さぁやるぞとなった時、

ひろえもんの基準を満たしてあるような、ビジネスモデルはどんなものが、あるんだい?

ひ:そうだね、僕はその分析を専門としているんだが、

僕の基準を満たしてしているものを紹介しよう。

まずは、公開できる例として、人材事業と、店舗の事例としてうなぎ屋さんを紹介させてもらうよ。

の:ふむふむ。店舗は店舗を持つっていうイメージが湧くからわかるけど人材ってどういうこと?

ひ:人材事業っていうのは、簡単に言うと人手不足のお仕事現場に働きたい人を紹介し、

その紹介料を頂くっていうマッチングビジネスだね。

これは、僕の関連会社含めた仕組みで、

みんなが就職したほうが幸せになる仕事の案件を精査して、

その案件に求人広告をかけて、求職者を集めて、紹介するという事業モデルだ。

人気な就職案件(高収入&離職率が低い)はすでにオーナーがいるんだけど、

過去の3年間は実績がでてて、おおよそ350万ほどの手出しではじめられる。

収支表は詳しくは以下を見てみてくれ。

強み

店舗がないので、固定費がかからない

完全手離れでの経営が可能

採用後、毎月安定的な収入が確保しやすい

求職者メリットの多い求人案件を精査しているので、案件が決まりやすい

現状オーナーの利益詳細を共有可能

の:これって店舗がないの?

ひ:無店舗型だから、固定費のリスクが無いのが特徴だね。

の:な、なるほど!このビジネスは350万ほどあれば始められるんだ、、しかも手離れで毎月安定利益ッ!!

ひ:あとは、店舗型の事例として、うなぎ屋さんを紹介させて頂くよ。

ここは、うなぎの仕入れ先を固めて、仕入れの安定化とアルバイトだけでも回せる仕組みづくりを行ったビジネスモデルだ。

初期費用800〜1000万は必要になるね。

収益表は以下を見てくれ。(見にくい人は拡大してね)

◆強み

安定供給できる仕入れ先(うなぎは仕入れができず苦しむことも多い)

アルバイトだけで回せるシンプルな仕組みで採用に困らず、人が辞めても回せる

市場のうなぎ定食よりも安い価格設定とシンプルなメニュー。

全国130店舗展開済み、全店売上公開。

の:こんなモデルならば、お金を調達して、すぐ始めれば僕も事業オーナーになれるんだね!

ひ:簡単に言うと、そのとおりだね。2店舗もやればすぐ年商1億、純利2000万さ。ほかにもこれと同じ以上に利益が出せるモデルもあるよ。

だけど、この形で事業は始めれても大切なのは、マーケティングやマネジメントだ。

人を雇ってもすぐ辞める、人が集客できないなどの問題があれば、事業を始めても赤字が続き、ビジネスが終わることもよくある。

マーケティングや、人のマネジメントもポイントを抑えて仕組みを作らないと痛い目を見るということさ。

ただ、そこの領域は僕の方でサポートできる。ずっとその専門でやってきたからね。

あとは、お金の調達に関しては、全くお金がないと、銀行もお金を貸してくれないから、

1000万借りたければ200万ほど自力で用意する必要はあるね。

ただ、最近、創業融資(事業立ち上げの人への貸付)の制度がゆるくなったので、

事業計画と本人の経験が良ければ、

お金が出るかもしれないね。

の:な、なるほど、、そこは頑張る必要があるんだね、、

ひ:そんなのび太くんにはこんな仕事もある。

◆未経験大歓迎!運転免許証1枚で営業不要で月50-100万稼げる家電修理

◆未経験大歓迎!都内限定での訪問介護(月収35万〜60万)

の:な、なるほど!こんな案件で、資金を貯めるんだね!

ひ:とにかく、お金がない状態であれば、是が非でも生きるためのお金と、事業資金を作るのが優先さ。

もちろん、自分のビジネスを広げるのに、自分の事業をフランチャイズ化するというのもあるね。

の:自分のビジネスをフランチャイズ化する??

ひ:そう、利益の出せるビジネスの仕組みを自分が作れたのならば、その看板と仕組みを売っていくんだ。

そうして、全国に100店舗、500店舗と増やしていく行ければ、一店舗1000万かかる店舗でも、

自分は1円も出せずとも 

100店舗、10億の調達、

500店舗、50億の調達、

ができることとなる。

ただ、もちろんこれは、自分のビジネスが再現性があり、加盟した人を儲けさせられるかの実証がとても大切だ。

これも、初期費用の回収が1年ほどで、属人性がない仕組みで展開でき、多店舗化できるモデルならば、まず間違いなく広がっていくだろう。

そういうオーナー目線で稼げるモデルは本当に少ないからね。

の:な、なるほど、フランチャイズの参加者を儲けさせることが大切なんだね

ひ:数字で結果を示すってことだね。

そして、誰かの事業を買う2つ目の方法として、

M&A(事業売買)

についても説明するよ。

の:それは、なんかすごい話っぽいね、、

ひ:誰かの会社を買うことって、実は孫正義や、ウォーレン・バフェットなどの、世界屈指の実業家たちがやっていることで、

会社を買って、育てて、売る。

という、回しをする人もいれば、

本業の事業拡大のために、買うという人もいる。

安ければ、1万から買える会社もあったりするんだよ。

の:わぁ!それなら、僕でもすぐ会社事業のオーナーじゃないか!!やっふぉい!!

ひ:ただ、それは見込みが甘すぎるよ、のび太郎くん。

1万で会社を売るというには、何かしら裏があるはずだ。早く手放したいからその金額で売っているというのもある。

そこは、その会社を買うべきかどうかの客観的な視点がいるし、

事業を買ったあとに、見えてくる事もあったりと、

事業売買は、ビジネス初心者には高い気がするんだよね。

の:な、なるほどぉ、、

ひ:それに、儲かっている会社を売る側の気持ちを考えてごらんよ。

この資本主義において、持たざるものが最短距離で利益を生み出す方法の一つが、会社売却なんだ。

おおよそ、この世界、売れる会社というのは、

・代表がいなくても回る(属人性がない)

・利益が出ている

・買いたい会社の需要を満たしている

(その会社を買うことで本業を拡大する、新しい事業の柱ができるなど)

という条件を満たしている必要がある。

その条件を満たしたうえで、相場的には営業利益の5〜8倍で会社は売れるということさ。

の:そうなのかぁ、、そうなると会社の利益が、毎年2000万くらい出ている会社ってどれくらいで売れるのかな?

ひ:ざっと相場で見ると、1億〜1.6億だね。

の:うへぇ!それだけで億万長者だ!!

ひ:そうだね。税金で売却益の20%引かれるとしても、8000万〜約1.2億ぐらいは残る

の:そうなると、さっきのフランチャイズのようなモデルを複数持ってたら、億超えのお金を手にする事ができるってこと??

ひ:事実そうだよ、のび太郎くん。ただ、フランチャイズとして加盟する時に、売却が出来ない場合もあるのでそこはしっかり見る必要はあるよ。

ただ、フランチャイズ加盟者として加盟して、店舗を大きく伸ばして売却まで行って大金を稼ぐオーナーもあるのは事実さ。

の:す、すごい、、!?

ひ:ただ、全てのビジネスを売却前提で行うかは、経営者の価値基準による。

売却するということはお金に買えることもできるけど、自分の育てて来た子供=事業を失うということだからね。

ビジネスを生きがいにしている人にとってや、

上場を目指す人にとっては、売却はあまり選択に上がらないだろう。

の:ちなみに、ひろえもん、事業を伸ばして上場するっているメリットは何なの?というか上場って何?

ひ:いい質問だね。

上場っていうのは、株式市場に自分の会社の株を公開し、売り出す行為のことだね。

東証、JASDAQなど、株式市場には色んな種類があるけど、

上場するメリットは、信用とより多くのお金を調達できる、ということにある。

僕たちのようなスモールビジネス経営者やオーナーは、稼げるお金と調達できるお金の中で戦っていかないといけないけど、

上場した会社というのは社会からより信用される会社として評価され、

より多額のお金を株から、銀行から調達できるようになるんだ。

その分、会社の業績や売上を公開しなくてはならないという義務が発生するけどね。

そして、経営者や役員含め、株を買った株主や監査の目がつくから、

社会的にしっかりとしないといけない責任が発生する。

の:ええっ!それじゃ、ゆっくり昼寝したり、遊んだりが難しくなるんじゃ!?

ひ:そうだね。ただ、自分が創業の会社の場合、

上場時に自分が代表から株主に変わって後継の者に社長を任せてという形にすれれば、比較的自由にはなれるだろう。

代表であり続ける場合は会社の顔となるので、社会的責任は発生するね。

それでも、調達できる金額や、

世界に、進出した時の市場における戦いは、とてもやりやすくなる。もちろん、日本国内でも強いけどね。

ただ、日本の上場企業というだけで、世界市場においては一定の評価がされるから、

上場していない会社と、市場で競争になった時に有利になりやすいってのもある。

の:上場するか、売却するかってのは、メリット、デメリットを比較してどうするか、を決めるべきなんだね、、

ひ:そうさ。上場も簡単にできることではない。厳しい審査を超えて初めてできるものさ。

事業の出口は、上場、売却、継承、終業のどれかだからね。

会社経営においては、自分の事業の出口をどこにするかはある程度決めておく必要があるのさ。

さて、M&Aに関してはこんな感じ。

誰かのビジネスを買うというのは、概要としてぐらいだけど、お話はできたかなと思うね。

の:なんか、別の世界の話みたいだなぁ(遠い目)

ひ:全然、別の世界でもなく、今を生きている僕たちの世界の話さ。

さぁ、次に億万長者への道として、

3.資産を回していく、ということについて、話していこう。

の:来ました!不労所得っぽいもの!?

ひ:君なら、そう思うだろうね。

ただ、お金も資産もない人が、いきなりこの道に行くのは、

失敗する可能性が高いから、僕としてはあまりおすすめできない。

ここにおける資産という意味は、

自分の時間を使わなくとも利益を生み出してくれるもの、お金に換金できるもの

と、定義しておこう。

世の中では、株、不動産などがそれにあたると言われるが、

事業も、資産に当たるものだ。

ただ、僕の経験では、

全くのゼロベースから、株や不動産でお金持ちになったという場合は、ほとんど見なかったりする。

なぜなら、株や不動産の平均年利回りは5〜10%。

1000万投資すれば、年50〜100万の利益が平均だ。

一方、事業やビジネスならば、平均利回り100〜300%以上を超えるリターンが見込める場合がある。

1000万投資すれば、年1000〜3000万の利益。

年利300%であれば、大成功の部類だと思うけど。

実際、自分の時間を使う可能性はあるが、

ビジネスや事業のほうが、稼ぐ速度が早いんだ。

稼ぐ速度が早いということは、人生を変えるスピードも変わってくる

ちなみに、FXなどは相場が読めない事が多いので、僕は絶対におすすめしない。

仮想通貨も、ビットコインバブルや注目領域かもしれないけど、

お金を作るということは確率論の世界だから、

予測が難しい点=確率論的に読めない領域

なので、初心者が一気に500万〜1000万と投資するのはおすすめしないね。

そのお金をビジネスに使ったほうが、僕としてはおすすめできる。

の:そうなると資産で、お金を作るのは難しいのかな?

ひ:資産を回すというのは、一定以上のお金(手元に2000〜3000万ある状態)であれば、

検討できる領域であると思う。

ただ、そのお金で事業をすればもっとお金を作れる可能性は高まる。

常に、どの領域で利益化できるのかを分析し続ける事は、とても大切ではあるね。

お金を増やすにあたって

お金を何に使うかが、

実は最も難しいことではあるんだよね。

もちろん、不動産とかは団信の制度(購入者が死ぬとローン負債が無くなる制度)があるので、

会社員の方が、いい物件を生命保険代わりにローン組んで買うってのはありだし、

上場企業に勤めていれば、信用を担保にいい物件を買って、

不動産資産を増やすのは合理的ではあると思うよ。

ただ、ビジネスを行うことを主軸においたほうが、稼ぐスピードは速くなるね。

の:ひろえもんはとにかく、事業=ビジネスをおすすめしているんだね。

ひ:そうだね。資産に頼らず、自分で稼ぐ力を身に着けておくことは、億万長者になるにあたって一番コストパフォーマンスが良いと思うんだ。

基本、ビジネスの世界は運の要素を持つから、

求められている市場に、最適なサービスを最適なタイミングで打ち出せること

=市場の歪みを見つけて、展開できた人がお金を作れるってのが、

今の資本主義の仕組み。

でも、それができるのは、自分で力をつけること、そして、その仕組みを見つけて分析&行動できる人とチームを組むことが大切だね。

の:そうなると、僕ができることは、

ひろえもんのアドバイスを受けながら、

資金を調達するために、自分の力でお金を稼いで、

その稼いだお金を元に、もっとお金を借り=調達して、自分がやっていきたいビジネスを拡大させていくっていうのがベストなのかな。

ひ:その通りさ、のび太郎くん。

はじめは、年の売上が100〜300万でも、

店舗なら1店舗出すのに1000万、1店舗売上が3000万、年利益1000万ほどのビジネスなら、それを3店舗やれば、年1億近く、手残り3000万のビジネスになるよね。

例として店舗を上げたけど、それ以外のビジネスモデルでも、

求められるサービスや事業を、丁寧に拡大させる事によって、億万長者への道が開けてくるんだよ。

の:しかも、手離れ型の仕組みも作れれば、時間とお金の両立ができるんだよね!?

ひ:その通りさ。

それは、

この世の中、資本主義がリスクを取ったものしか、

豊かさを手に入れられない仕組みになっているからだね。

常に早いもの勝ちの法則のもとで、世界は回っているのさ。

の:そうなれば、ひろえもん!僕は何をすればいいのかな!?

ひ:君の場合は、稼ぐマインドを叩き直して、営業とマーケティング力を鍛えながら、

求められる仕事で、お金を稼ぐことだね。

の:そんなァ〜(^_^;)努力したくないよぉぉ〜

ひ:そんなスタンスだと一生、目的は達成できないよ!この世界は競争なんだから!

まずは、自分の目的を明確にして、

そのために必要な行動を、日々積み重ねるしかないのさ。

の:ちぇっ!でも、自分の場合、200万ほどのお金と、負けないビジネスモデルを見つけて、お金を調達しながら、

自分の事業を回していければ、年1億も夢ではないことがわかって良かったよ!

少し頑張ってみようと思う!

ひ:そうだね。とはいえ、君の場合、今日だけで終わる可能性が高いから、

僕が、継続的におしりを叩いてあげるよ。

の:ひぇぇぇ〜、スパルタえもんだぁ、、(涙)

ひ:だまらっしゃい!本気で目標を達成するためにはそれだけの努力が必要ってことさ。

でも、着実な努力の先には、

君の理想とする世界が待っているはずさ。

それまで、僕は君の味方であり続けるよ。

の:ありがとう、ひろえもん!

僕の、ぐうたらなハーレム酒池肉林の夢、叶えるために頑張るぞぉ!!

ひ:つくづく、君は怠惰であることに頑張れる人間なんだね、、

それでは、人がついてこないところもあるけど、

はじめの欲望としては、全然それでもいいと思うよ。

さぁ、早速、いまから君がやることを教えるから、耳を貸してご覧。

の:うん。、、、

ゴニョゴニョゴニョゴニョ(耳元で話す音)

の:ええっ!そこからやるの!?まぁ、仕方ないか、うん、やってみる!

ひ:その意気だよ、のび太郎くん!

の:見ててよね!ひろえもん!

ひ:もちろん!僕はいつでも、君の味方さ!!

そして、のび太郎くんは、億万長者への道を歩み始めた。

—-のび太郎くんの努力が夢を実現できると信じて!ご愛読ありがとうございました!

◆あとがき

お疲れ様です

こんな、長い長い長文をお読み頂き、ありがとうございます。

このSS(ショートストーリー、もはやショートなのか疑問)を書いた小川です。

本記事は、いかがでしたでしょうか?

作中では、私は、ひろえもんに憑依して、僕の経験と知識をお話させて頂きました。

結構、ふざけててすいません(笑)

ですが、少しでも楽しんで頂けたのならば嬉しいです。

今回は億万長者になるのび太郎くんというテーマで、

のび太郎くんと、ひろえもん(私)という形で記事を書いてみました。

この記事では、のび太郎くんという人の物語の始まりを書いてみましたが、

ここでお話した内容は、夢物語ではありません。

僕たちが生きる資本主義、その仕組みと現実において、収入を作るという事実を、赤裸々に書いたつもりです。

知識と戦略、そして、勝つための行動力をもち、負けない戦いを展開していくことで、

夢は現実化できる

のです。

そう信じ、挑戦を繰り返し、前に進んだものにしか、

『奇跡』は降りてきません。

この物語にあった内容は、『のび太郎くんの場合』のお話です。

今のあなたの状態にあった道は、実際にお話してみないとわからないと思います。

また、本記事内容にあった案件や、ビジネスモデルについても、興味があるという形であれば、

その立ち上げの流れも含めて、

当社では、事業を伸ばすことに関心がある方向けの無料カウンセリングを行っております。

・私も事業を通して、億万長者になりたい!

・もっと人生のステージを上げたい!

という関心がありましたら、

ぜひ、以下よりお気軽に相談ください

◆無料カウンセリングはこちら!

一定の審査条件を設けてはいますが、私たちは、あなた自身の物語に出会えることを楽しみにしています。

この出会いを通して、あなたの物語を始めていきましょう!!

おがわより